プロパンガス(LPガス)とは?

5本のガスボンベにGASという文字が入っているイラスト
2018年01月23日(火)  12時00分
テーマ:プロパンガス

飲食店や都心から離れた地域で、現在でも多く使用されているのがプロパンガスです。

使用したことがない方でも、プロパンガスのボンベを一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?

都市ガスを使用している方だと、プロパンガスを使用する機会はほとんどないので、プロパンガスについて詳しく知っている人は少ないと思います。

今回は、あまり知られていないプロパンガスの特徴など詳しく説明していきたいと思います。

目次
・プロパンガス(LPガス)とは?
・LPガスの種類
・プロパンガスの特徴
・プロパンガスのメリット
・プロパンガスのデメリット
・まとめ

1.プロパンガス(LPガス)とは?

顎に手を当てて考える女性

プロパンガスはLPガスとも呼ばれ、家庭や飲食店などで使用されているガスです。

プロパンガスの正式名称は液化石油ガスと言い、LPガスはLiquefied Petroleum Gasの略で、液化された石油ガスという意味になります。

2.LPガスの種類

1・2・3のブロックを積み上げる様子

プロパンガスはLPガスと呼ばれることも多く、どちらも同じだと思っている方が多いです。

しかし、LPガス=プロパンガスというわけではなく、LPガスにはプロパンガス以外にも種類があります。

プロパンガス

プロパンが主成分で、家庭用に使用されているガスです。

一般的に最も知られているため、プロパンガスがLPガスと呼ばれることが多いようです。

プタンガス

プタンが主成分で、工業用の燃料に使用されています。

身近な物では、ライターの燃料やカセットコンロのガス缶にも使用されています。

オートガス

プロパンとプタンを混ぜたもので、自動車用の燃料として使用されています。

このようにLPガスには種類があり、総称してLPガスと言います。

3.プロパンガスの特徴

三口ガスコンロの点火している状態

プロパンガスの様々な特徴をご紹介いたします。

液化しやすい

プロパンガスといえば、ボンベに入っているイメージがありますよね?

ボンベの中には、プロパンガスが気体の状態で入っているわけではなく、液化された状態で入っています。

LPガスは液化しやすい気体で、プロパンガスの場合は-42℃まで冷却するか、圧力をかけることで容易に液化することができます。

冷却・圧縮することで、気体の状態より体積が約250分の1まで小さくなるので、より多くのプロパンガスを運ぶことができます。

液体の状態でボンベに入れて運び、使用する際に気体となります。

ちなみに、都市ガスは-160℃まで冷却しないと液化できないため、液体の状態で運ぶことに適しておらず、ガス管を通して気体の状態で各家庭まで運ばれます。

空気より重い

プロパンガスは空気より1.5倍~2倍の重さがあります。

そのため、ガス漏れしたときは床にガスが広がっていきます。

都市ガスの場合は、空気よりも軽いので、天井にガスがたまります。

ガス警報器を設置する場合、プロパンガスはボンベの上付近ではなく、地面に近い位置に設置する必要があります。

におい

プロパンガスは無色・無臭のガスです。

そもそも、ガスはどの種類も無臭のものがほとんどです。

ですが、皆さん一度はガスの独特なにおいを嗅いだことがあると思います。
あのガスの独特なにおいは、全てわざと付けられたものです。

無臭の状態でガス漏れが発生した場合、気付くことができず大変危険なため、ガス事業法という法律で、においを付けることが定められています。

基準としては、すぐにガスだとわかるにおい・人体に影響のないものなどが決まっています。

4.プロパンガスのメリット

点火しているガスコンロ

プロパンガスのことが少しわかったところで、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。

熱量が高い

プロパンガスは都市ガスよりも熱量が高いため、飲食店や製造工場で多く使用されています。


都市ガスの約2倍以上もの熱量があることがわかっています。

どこでも使用できる

ガスボンベを設置するだけで使用できるため、都市ガスのようにガス管が通っていない地域でも利用することができます。

家庭以外でも、お祭りなど野外のイベントでプロパンガスが使用されています。

災害時の復旧が早い

大災害が発生した際、ライフラインの復旧がとても重要となります。
電気・水道・ガスなど一日でも早い復旧が求められます。

実際に、東日本大震災ではプロパンガスの復旧が最も早かったことがわかっています。

地中にある数百・数千ものガス管すべての安全確認を行う必要がある都市ガスとは異なり、ガスボンべを設置し、少しの点検を行うだけで使用できるプロパンガスだからこそ早い復旧が可能となります。

設置時の初期費用が安い

都市ガスの場合、工事に10万円近くかかってしまいますが、プロパンガスを導入する時は、ガス会社が初期費用を負担してくれることが多いです。

初期費用が0円になるだけではなく、給湯器などを無料で新しく設置してくれることもあります。

ガス会社が負担できる金額も決まっているので、必ず料金が発生しないというわけではありません。

プロパンガスの導入を検討されている方は、一度ガス会社へ相談してみてはいかがでしょうか?

5.プロパンガスのデメリット

導入する前に知っておきたいのが、設備のデメリットですよね?

ガス料金に対して悪いイメージを持っている方が多いプロパンガスですが、やはりデメリットにガス料金に関することが入ってきます。

きちんと確認しておきましょう。

ガス料金が高い

ガス会社や地域によってもガス料金は異なりますが、都市ガスより料金が高くなっています。

基本料金でも、平均950円ほどの都市ガスに比べ、プロパンガスは1,500円程となっています。

不当な料金値上げ

契約したときは最安値だったはずなのに、知らぬ間にガス料金が高くなっていた!

プロパンガスを使用していると、このような経験をされた方が多いと思います。

ガス会社が料金を自由に設定できるので、1年ごとに値上げし5年後には契約時の2倍まで料金が上がっているなんてこともあります。

きちんと検針票を確認しておくことが大事ですね。

対応できる地域が決まっている

プロパンガスはガス管を通して供給される都市ガスとは違い、定期的にガスボンベを交換する必要があるため、ガス会社の対応できるエリアが決まっています。

そのため、都心から離れた地域や離島などは対応できるガス会社が少なく、ガス料金が高くても契約するしかない・・・なんてこともあるようです。

6.まとめ

都市ガスを使用している方は、プロパンガスはガス料金が高く悪いイメージを持っている方が多いですが、実際にはメリットも多く今でも沢山のご家庭でプロパンガスが使用されています。

プロパンガスへの切り替えを検討している方は、お住いの地域や現在のガス料金を確認し、一度ガス会社へご相談してみてはいかがでしょうか?

プロパンガスについてもっと知りたい方はこちら
プロパンガス業者や商品タイプなど多数掲載!
プロパンガス
専用ページへ
おすすめの記事
記事を検索
Ⓒ 2017 賃貸経営ネット