マンションの人気設備:宅配ボックスとは?

宅配ボックスが設置されているマンションのエントランス風景
2018年01月05日(金)  12時00分
テーマ:宅配ボックス

近年インターネット通販の普及により、宅配ボックスを導入するマンションが増えてきています。

また、導入してほしい設備ランキングでも宅配ボックスが上位に挙げられています。
実際に使用してみると、使用方法は簡単で便利な設備です。

しかし宅配ボックスが設置されている物件に住んだことがない方や、設置はされているが一度も使用したことがない方の中には、宅配ボックスがどういった設備か分からない方もいるのではないでしょうか?

そんな方のために、宅配ボックスがどのような設備なのか紹介していきたいと思います。

目次
・宅配ボックスとはどのような設備なのか?
・宅配ボックス導入のメリットは?
・宅配ボックス導入のデメリットは?
・宅配ボックスを導入することで考えられる効果
・まとめ

1.宅配ボックスとはどのような設備なのか?

宅配ボックスの前に荷物を持って立っている人のイラスト

宅配ボックスとは、荷物の受取人が不在の時に配達員が荷物を預けておくことができる設備です。
簡単に説明すると、鍵が付いているロッカーのような物です。

宅配ボックスには、ダイヤル式・テンキー式・タッチパネル式・カードキー式など様々な種類があり、入居者は鍵を持っておく必要がありません。(カードキー式など一部を除く)

これまでは不在時に荷物が届いた時、配達員が受取人のポストに不在表を投函して帰り、受取人が再配達の依頼をして再配達に来てもらうのが普通でした。

しかし、再配達を依頼するにも希望の時間帯は営業所が閉まっていて、結局次の休日まで荷物を受け取れない!という経験をされた方も多いのではないでしょうか?

宅配ボックスがあると、再配達依頼の手間もなくなり、自分のタイミングで荷物を受け取ることができます。

もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を
宅配ボックスの種類:機械式(ダイヤル式・テンキー式)について
宅配ボックスの種類:コンピューター制御式(電子式)について
宅配ボックスの使用方法

2.宅配ボックス導入のメリットは?

荷物を抱えて微笑む女性

宅配ボックスを導入することで、入居者と管理者に様々なメリットがあります。

入居者のメリット

やはり一番のメリットは、不在時に荷物を受け取れることでしょう。

平日にはなかなか荷物を受け取ることができず、いつも再配達をお願いしていた方にはとても助かる設備です。

他にも、一人暮らしの方や女性にとっては、玄関で荷物を直接受け取らないことができるので、セキュリティー面も強化されます。

過去には、配達員を装ってマンション内に入り、一人暮らしの女性が玄関を開けた時に室内に侵入するという事件もありました。
このような事件を未然に防ぐことができるので安心です。

管理者のメリット

宅配ボックスを設置することで、入居者満足の向上や空室対策になると考えられます。
現在お住まいの方にも喜んでいただける設備なので、長期入居にも繋がります。

宅配ボックスを設置していると、物件検索サイトで検索されやすくなり、内覧に来る方が増加します。

最近では住む部屋を決める際に、宅配ボックスが設置されていることが条件という方も多いようです。

3.宅配ボックス導入のデメリットは?

額に手を当てて考え込む男性

新しい設備を導入する上で、どのようなデメリットがあるのか?気になるところです。

あまりデメリットはないようですが、導入することで考えられる問題点をご紹介いたします。

入居者のデメリット

デメリットとして考えられるのは、宅配ボックスが設置されていることで、家賃が高くなっている物件があるということです。

インターネット通販を頻繁に利用する方であれば、家賃が上がってでも設置してほしいと言う意見が多いですが、宅配ボックスは絶対に使わない!という方は、宅配ボックスが設置されていない物件を探してみるのも良いかもしれません。

その他にも、トラブルが発生した時に、中に入っている荷物をすぐに取り出せないことや、配達員が荷物を預ける時に、何らかのトラブルで宅配ボックスを使用できず、荷物を持ち帰ってしまい、結局再配達になってしまうというケースも考えられます。

宅配業者によっては、1回目の配達では宅配ボックスを使用しない、というルールもあるようです。

また、盗難にあってしまったなど荷物を紛失してしまった場合は、自己責任となるので、荷物が届いたらすぐに取り出すなど、十分に注意も必要です。

管理者のデメリット

商品によっては、トラブルが起きやすい物があります。

トラブルが発生した際は、管理者が対応するタイプが多く、その都度現地まで対応しに行かないといけないので、管理者の負担が増えることが予想されます。

子供が多い物件であれば、過去に子供がふざけて宅配ボックスに入ってしまった事件もあるので、しっかりと管理しておかないと様々なトラブルが起こる可能性があります。

宅配ボックスのトラブルに関する記事はこちら
宅配ボックスでよくあるトラブル

4.宅配ボックスを導入することで考えられる効果

宅配ボックスを導入する物件が増えることで、様々なところに良い影響が出ると考えられます。

再配達の減少と配達員不足の改善

配達員が荷物を持って読み取り機を操作している姿

宅配ボックスを導入する物件が増えることで、一番影響が出ると考えられるのは、再配達の件数が激減することです。

インターネット通販が普及し、ここ数年で配達数が激増しています。
配達数が増えるにつれ、再配達の件数も増えてきています。

2016年には、宅配便の取扱個数(トラック輸送分)が1年間で38億6930万個だったと国土交通省より発表されました。

再配達の割合は全体の2割で、さらにその内の1割が3回以上再配達を行っていることも発表されました。

年間で1.8億時間、配達員9万人相当の労働力が再配達のために使用されています。
合わせて高齢ドライバーの引退や若者の車離れも影響し、配達員不足も深刻な問題となっています。

宅配ボックスを導入する物件が増えていくことで、再配達が少なくなり配達員不足の問題も少しずつ改善されていくと考えられます。

関連記事はこちら⇩
再配達を減らすための取り組み

環境にも良い影響が?

木の下から空を見上げた時の景色

最近では、手押し車や自転車を利用し、配達をしている宅配業者を見かけることも増えましたが、今でも配達時に一番利用されているのはトラックです。

再配達の件数が多くなると、トラックの走行距離も増加します。

その結果CO2が大量に排出され、環境汚染に影響していると言われています。

現在、年間でおよそ42万トンのCO2が排出されていると考えられています。
再配達の件数が減少することでCO2の排出量も減り、環境にも良い影響を与えると期待されています!

5.まとめ

宅配ボックスは、一人暮らしの方や共働きの家庭には、特に必要とされている設備です。

入居者にも管理者にもメリットがあり、宅配業者や環境の深刻な問題にも、良い影響を与えると考えられるので、今後も導入する物件がどんどん増えていくでしょう。

宅配ボックスが設置されていることが、当たり前になっていきそうです。

お住まいの物件に、宅配ボックスがまだ設置されていないようであれば、導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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