マンション共用部の電気料金を削減する方法

2018年06月10日(日)  12時00分
テーマ:新電力

マンション共用部の、電気料金を削減したいと悩んでいるオーナー様も多くいらっしゃると思います。

電力自由化が始まり、マンション共用部の電力も新電力(PPS)に切り替えることが可能となったことをご存じでしょうか?

今回は、マンション共用部の電気料金削減方法についてご紹介していきたいと思います。

目次
・新電力(PPS)とは?
・新電力へ切り替えると電気料金の削減に
・共用部も新電力に切り替えが可能
・共用部設備の節電方法
・まとめ

1.新電力(PPS)とは?

新電力(PPS)とは、電力自由化に伴い新しく電気事業に参入してきた電力会社を示します。

PPSはPower Producer and Supplierの略で

新電力の正式名称は「特定規模電気事業者」と言い、これまで電力を供給してきた大手電力会社以外の電力会社のことです。

大手電力会社と新しく参入してきた電力会社を区別するために、新電力と呼ばれています。

電力自由化とは?

近年、電力自由化という言葉をテレビなどで耳にすることが増えてきました。

これまでは、地域で定められた電力会社から電力を購入することが当然でしたが、2016年より一般家庭も電力自由化の対象となり、誰でも自由に電力会社を選択できるようになりました。

これを電力自由化と言います。

2.新電力へ切り替えると電気料金の削減に

「電力会社を変更するだけで月々の電気料金が安くなる」

その理由は・・

一般家庭が電力自由化の対象になるまでは、定められた電力会社を使用していたため、同じ地域に住んでいる限り、利用者が電力会社を切り替えることはありませんでした。

そのため、電力会社が電気料金を少し高く設定していても、解約されることもなく電気料金を下げることもありませんでした。

月々の電気料金を下げるには、利用者が節電するしかなかったのです。

しかし電力自由化に伴い、利用者が自由に電力会社を選択できるようになったため、顧客獲得のために電力会社同士で、これまでになかった価格競争が始まりました。

現在多くの電力会社から、お得なサービスやプランが提案されています。

その結果、電力会社を変更することで、電気料金を大幅に削減することが可能となりました。

3.共用部も新電力に切り替えが可能

一般家庭では、新電力に切り替えることで電気料金を削減できるため、電力会社の切り替えが徐々に多くなってきています。

マンションでも、共用部を新電力に切り替えることができるのですが、知らないオーナー様が多いようです。

マンション共用部を新電力に切り替えるプランを提案している新電力会社も多く存在しています。

4.共用部設備の節電方法

物件の設備によって使用される電気量が異なりますが、これまで共用部の電気料金を削減するために様々な方法が取られていました。

電力会社切り替え以外の節電方法をいくつかご紹介いたします。

共用部照明

どんな物件でも必ず費用がかかってしまうのが共用部の照明です。

エントランスや廊下・階段などの照明は1日中付いているわけではありませんが、

必要不可欠なため大幅に電気料金の削減をすることは難しいです。

節電対策として・・

◆共用部照明の間引き点灯

蛍光灯のランプを外し、間引き点灯する方法です。

使用する蛍光灯の数を減らすことで節電に繋がります。

この方法をマンションエントランスや廊下などの照明に取り入れている物件が多くあります。

間引き点灯を誤った方法で行うと、逆に電気料金が高くなってしまう恐れもあるようなので、十分にお気を付けください。

◆点灯時間の短縮

日中は消灯している状態をよく見かけますが、季節によって点灯時間を変更し節電するなど、少しではありますが使用量を減らすために取り入れられています。

◆照明のLED化

LED照明に変更すると、消費電力が減ることで電気料金の削減につながります。

電球の寿命も長く、LED照明を導入している物件は多いです。

エアコン

最近では、エントランスにエアコンが付いている物件が増えてきています。

一年中稼働させることはありませんが、大きく電気料金が上がってしまう設備でもあります。

節電対策として・・

◆温度調整

一般家庭でも節電のため温度調整をされる方がいらっしゃいます。

夏場であれば、冷房を28度にキープするなど、温度を調整することで、少しではありますが電気料金に違いが出てきます。

◆稼働時間の制限

人の出入りが激しい日中のみ稼働させ、早朝・夜間は停止させておく物件もあります。

エレベーター

マンション共用部で電力を使用する設備と言えば、エレベーターを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

物件によって階数や設置数は異なるので、エレベーターの節電をしている物件は少ないようです。

節電対策として・・

◆エレベーター稼働数の削減

エレベーターが複数設置されている場合、入居者利用が少ない時間帯は稼働数を減らしている物件もあるようです。

◆特定時間帯のみ稼働停止

利用者が少ない時間帯のみ稼働を停止する物件もあります。

しかし、高層マンションであればこの方法を取り入れることは難しいと考えられます。

どれも日々使用される設備ばかりで、電気の使用量を減らすというのはとても難しいものです。

5.まとめ

共用部には他にも、電子式の宅配ボックスを設置している物件も多くあります。

入居者にっとは便利で魅力的な設備が増えてきている一方、オーナー様が負担する電気料金が増えてきていることも事実です。

しかし共用部の設備は、入居者満足の向上や空室対策のためにも欠かせないものです。

そのためにも、共用部の電力を新電力へ切り替え、電気料金を大幅に削減してみてはいかがでしょうか?

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