リノベーションのメリットとデメリット

2018年07月27日(金)  12時00分
テーマ:リノベーション

近年、リフォームやリノベーションを行う物件が増え、様々なメディアなどで取り上げられたこともあり、多くの方から注目を集めています。

リノベーションを前提に中古物件をお探し中の方、リノベーションには様々なメリットとデメリットが存在します。

購入してから後悔しないためにも事前に確認しておきましょう。

今回は、リノベーションのメリットとデメリットについて詳しくご紹介していきたいと思います。

目次
・リノベーションを行うメリット
・リノベーションのデメリット
・まとめ

1.リノベーションを行うメリット

まずは中古物件を購入し、リノベーションを行う場合に、どのようなメリットがあるのかご紹介していきます。

物件の選択肢が増える

物件を探す際、住みたい地域に理想の物件がない!ということになれば、とても残念ですよね?

だからといって、別の地域に住むのは色々と困ることもあるかと思います。

そのため、希望の条件を減らして物件を探すしかありません。

しかし、リノベーションを前提で物件探しをすれば、間取りやデザインをあまり気にせずに場所と価格だけで物件を選択することができます。

リノベーションを行う場合、中古物件を購入するため、都心部にも空いている物件が多くあるので選択肢が大幅に広がります。

新築よりもコストを抑えられる

購入する物件やリノベーション会社・リノベーション工事の内容によって費用は異なりますが、新築の物件を購入するより中古物件を購入し、リノベーションする方が20~30%程度安くなることが多いようです。

◆物件購入の平均価格は?

地域によって平均価格は大幅に変わりますが、例として2017年に首都圏と関西圏で購入された新築マンションの平均購入価格を見ていきましょう。

首都圏:新築マンションの平均購入価格→5,452万円

関西圏:新築マンションの平均購入価格→4,060万円

首都圏の物件で考えると、中古物件を購入しリノベーションを行った場合、約3,800万円~4,400万円ほどの価格で物件購入とリノベーション工事ができるということです。

物件の価格やリノベーションの規模によって大幅に費用は異なるのでご注意ください。

資産価値が下がりにくい

新築の一戸建てやマンションの価格は、15年間で大幅に下がると考えられます。

15年以降は景気に合わせて価格が穏やかに上下するので、築20年以上の中古物件を購入しリノベーションすると、数年間で物件の価格が急激に下がる恐れはありません。

そのため、物件を売却する際に購入時の価格から大きな差が出にくいです。

ライフスタイルに合わせた間取り設計

リノベーションでは解体工事を行い、一度骨組み(スケルトン)状態にすることで、間取りも1から設計することができます。

マンションであればファミリー向けに間取りが設計されていることが多く、部屋が細かく区切られています。

壁を取り壊しリビングを広げたり、お風呂や洗面台・トイレなどの位置を変更することも可能です。

ご自身のライフスタイルに合わせて自由に設計しましょう!

周辺環境を事前に確認できる

新築物件の場合、モデルルームで部屋を確認することが多く、住んでみないと確認できないポイントが複数あります。

日当たりや騒音関係・窓からの眺めなど、中古物件であれば事前に確認できるので、安心して物件を選ぶことができます。

また、どのような人が住んでいるのか?など他の入居者の雰囲気が確認できることも大きなメリットです。

再建築不可物件でもリノベーションなら可能

再建築不可物件という建物があることをご存知でしょうか?

以下の条件に当てはまる物件を、再建築不可物件と言います。

条件は建築基準法上…

◆敷地が道路に面していない

◆敷地が2m以上道路に面していない

このような物件は、取り壊した後に新しい物件を建てることが認められません。

しかし、リノベーションを行うことは基本的に問題ないため、大規模な改修工事を行い、新築のような状態にすることができます。

※条件によっては許可を得られない可能性もあります。必ず役所に相談しましょう。

環境への負荷が少ない

建物を取り壊し新築を建て直すよりも、中古物件をリノベーションをする方が工事の時に出る二酸化炭素や廃棄物が少なく済みます。

また、使用する資材の量も新築よりも少なく済むため、環境保護にもつながります。

2.リノベーションのデメリット

次に、リノベーションのデメリットをご紹介いたします。

デメリットを事前に確認し、リノベーションの計画を立てましょう!

すぐに入居することができない

中古物件を購入してリノベーションを行う場合、物件購入後にリノベーション工事が始まります。

トイレだけ、お風呂だけのような小規模な工事で済むリフォームであれば、1日で工事が完了するため、すでに入居していても問題ありませんが、リノベーションは大規模な改修工事となるので、物件購入後も2・3か月の間は実際に入居することはできません。

そのため、すぐに引っ越しをすることができないので、すぐに引っ越す必要がある場合は仮住まいを用意する必要があり、しっかりと予定を立てることが重要です。

リノベーション済みの物件を購入する場合は、すぐに入居可能なので問題ありません。

ローンの金利が高くなる?

中古物件を購入しリノベーションを行う場合、物件の購入時に一般の住宅ローンを利用することができず、通常とは異なり、リフォームローンを利用しなければいけません。

リフォームローンは一般の住宅ローンよりも金利が高い傾向にあります。

ローン金利の目安⇒

◆住宅ローン0.7%

◆リフォームローン3.942%

リノベーション済みの物件を購入する場合は一般の住宅ローンのみで問題ありません。

リフォーム済み物件は損?

物件検索サイトでも【リフォーム済み物件】という言葉をよく見かけますが、リノベーションを行う場合は物件選びの際に、既にリフォームされている物件は避けた方が良いでしょう。

理由として、既にリフォームされている中古物件は、物件価格にリフォーム代金も上乗せされているため、リノベーションを予定している方にとっては、無駄な費用が含まれてしまっています。

リノベーションを行う場合は、事前にリノベーション会社に相談し、物件選びのアドバイスを受けることをお勧めします。

間取りを変更できない場合も

リノベーションを行うことで、お好みの間取りデザインに変更することができますが、物件の構造によっては、間取りを変更できないこともあります。

木造物件の場合、構造上取り除いてはいけない柱や梁などがあったり、マンションの共用部となる玄関扉は変更できません。

また、物件によっては、フローリングの遮音性能が定められており、フローリング以外の床材は使用してはいけない場合もあります。

床下の配管スペースによっては、水回りの位置を変更できないこともあります。

必ず事前に確認し、リノベーション会社に相談しながら物件を選択しましょう。

耐久性に問題が?

中古物件を使用するため、築年数が古い物件であれば耐久性に問題がある可能性が高くなります。

リノベーションは土台となる骨組みはそのまま使用します。

建物自体の老朽化が進んでいる場合、内装をきれいにしても建物が長期間持たないことも考えられます。

リノベーション工事を行う際、必ず骨組みなど建物内部の点検も行ってもらいましょう。

劣化がひどい場合は、費用も工事期間も増えてしまいますが、修繕工事を行ってもらうことをお勧めします。

リノベーションした物件は買い手が付きにくい?

ご自身の好みやライフスタイルに合わせてリノベーションを行うため、他の人からすると、住みにくい間取りやデザインになってしまうことが多くあります。

実際に、真っ赤な壁紙になっていたり、部屋の一部が取り壊され庭になっていた、なんてこともあったようです。

このような場合、物件を売りに出す際に中々買い手が見つからないなんてことも考えられます。

3.まとめ

このように、リノベーションには様々なメリットとデメリットがあることが分かりました。

自分好みの部屋にできることは、とても魅力的ですが、リノベーションを行う場合は事前にしっかりと計画を立てることが重要となります。

また、リノベーションの知識がない状態で話を進めると、失敗してしまう可能性が高いので、必ずリノベーション会社の方に相談しながら進めていきましょう。

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