リノベーション契約時に注意するべきポイント

2018年08月22日(水)  12時00分
テーマ:リノベーション

リノベーションを行う際、物件選びやリノベーション会社選びに意識がいってしまい、工事の契約時に十分な確認を怠り、後々トラブルが発生しているケースが非常に多いです。

リノベーションを依頼する会社が決まったら終了ではありません。

契約・工事完了まで、しっかりと進めていきましょう。

今回は、リノベーション契約時の注意点を詳しくご説明していきたいと思います。

目次
・見積書・契約書は必須
・契約書の確認ポイント
・重要書類とチェックポイント
・まとめ

1.見積書・契約書は必須

一見、当たり前じゃないの?と感じる方も多いかもしれませんが、見積書・契約書がなかったことから実際にトラブルが発生しています。

「小規模な工事だから」「とても信頼している業者さんだから」と、口約だけで済ませてしまってはいけません。

口約のみでは、誤解や勘違いが発生してしまう恐れがあります。

契約前には見積書をもらい、契約時には契約書など全ての書類に必ず目を通し、打合せ内容と誤りがないか、自分の考えと一致しているかを確認しましょう。

後で「言った」「言っていない」のトラブルに発生する可能性が非常に高いです。

本当に信用できる会社であれば、必ず見積書と契約書が用意されています。

書類を用意してくれない場合は十分に注意し、別の会社へ依頼することをお勧めします。

2.契約書の確認ポイント

リノベーション工事の契約前に、工事請負契約書をきちんと確認しましょう。

トラブルにならないように、不備や不明点があれば、必ず確認・修正をしてもらいましょう。

契約金額

リノベーション会社と事前に打合せを行った上で、両者が合意した金額であるか?

また、事前に発行された見積書の金額と同じであるか?

見積書と合わせてきちんと確認しましょう。

企業によっては、ここに工事内容も記載している場合があるので、合わせて確認しましょう。

万が一、金額に多少でもズレがある場合は、すぐに担当者へ連絡を取りましょう。

工事期間に関する詳細

リノベーションを行う場合、小規模の工事で完了するリフォームとは異なり、大規模な工事になるため、工事終了までその物件に住むことができません。

そのため、以下の日程確認を忘れずに行いましょう。

◆工事完了予定日

◆工事日時

◆引き渡し時期

工事完了予定日・引き渡し時期はしっかりと確認した上で、引っ越しのスケジュールを立てましょう。

また、リノベーション工事を行う際、大きな音が発生することが予想されます。

事前に近隣の住民の方へ許可を取る必要があります。

リノベーション会社が近隣への報告を行ってくれますが、近隣の方とトラブルにならないためにも工事日時と完了予定日は必ず把握しておきましょう。

保証・アフターフォロー

リノベーション箇所に関して、どのような保証・アフターフォローがあるのか把握しておきましょう。

◆保証内容

リノベーション後に問題が発生した場合、どの範囲まで保証してくれるのか確認をしましょう。

壁紙が剥がれてしまった、配管が故障していたなど、どこまで保証内で対応してもらえるのか?

また、無料で対応してくれるのか?なども知っておくと良いでしょう。

◆保証期間

次に確認しておきたいのが保証期間です。

保証内の問題が発生しても、保証期間が過ぎてしまっていては全て自己負担となってしまいます。

保証期間を確認し、期間内に問題が発生した場合は、早めにリノベーション会社に連絡を取り、対応してもらいましょう。

◆工事遅延時の保証

リノベーション工事を行う上で最も注意が必要となります。

先述したように、リノベーション工事中はその物件に入居することができないため、今住んでいる物件に工事完了まで住むか、仮住まいを借りる必要があります。

リノベーション工事中もその物件の家賃は発生するので、家賃が二重で発生します。

工事期間が延びてしまうと、引っ越しができないため、遅延した日数分家賃の負担額が増えてしまいます。

その場合、どのような保証があるのかがとても重要になってきます。

遅延した日数分の家賃を支払ってくれるなど、きちんと対応してくれる会社を選びましょう。

3.重要書類とチェックポイント

契約時には、様々な書類が用意されます。

どのような内容が記載されている書類なのか?特に注意して確認するポイントはどこなのか?

書類ごとにご説明していきます。

見積書

各資材の名称や数量・価格など、工事費用に関する詳細が記載された書類。

★チェックポイント

見積書は、契約までの間に何度も内容を変更することがあります。

使用する資材や、注文する数量・価格が最終的に確定した内容で記載されているか?

必ずすべての項目・内容を確認しましょう。

契約が確定し、資材を発注してしまってからでは変更できないことがあります。

十分に注意しましょう。

工事請負契約書

工事の日程や費用の総額・支払い方法などが記載されている書類。

★チェックポイント

工事請負契約書には、リノベーションにかかる総費用や工事の開始日・完了予定日、その他にも支払い方法など、重要な情報が記載されています。

金額やその他の内容が、事前に打ち合わせした内容と異なっていないか?しっかりと確認しておきましょう。

金額に関しては、見積書に記載されている金額と同じであるか?見合わせておきましょう。

工事請負契約約款

契約に伴い、取り決めた様々な内容が記載された書類。

★チェックポイント

契約の際に取り決めた様々な内容が記載されており、とても重要な書類です。

難しい言葉で表現されていたり、小さな文字で長文になっていることも多く、軽く目を通すだけになってしまいがちですが、後々トラブルになってしまう可能性が高いので、必ず全ての内容を確認しましょう。

特に、工事の一時中断や工事内容の変更、工期の遅延・変更が発生したときの流れや保証に関してです。

工事を進める中で、予期せぬ事態が発生することもあります。

その際に、どのように対応してくれるのか?事前に決めていないと大きなトラブルに発展してしまいます。

上記の内容がきちんと記載されているか?その内容で問題がないか?きちんと確認しておきましょう。

設計図面

設備の配置・電気の配線などの工事内容が記載された書類。

★チェックポイント

大規模な改修工事を行うリノベーションの場合、きちんと工事が完了したか確認することも重要です。

設計図には、設備の設置場所や配線の位置などが詳しく記載されています。

予定通りに工事が進められているか確認するために、設計図がきちんと作成されているか?記載漏れがないか?十分に注意し確認をしましょう。

仕上げ表

天井や床・壁に使用する全ての資材と工法が記載された書類。

★チェックポイント

設計図面同様に、きちんと打ち合わせ内容通りに工事が進められているかを確認するのに重要な書類です。

各箇所に使用する資材や、契約書には記載されていない工事内容の詳細も記載されます。

この内容にも、記載漏れやミスがあれば希望通りの仕上がりになりません。

しっかりと確認をしましょう。

4.まとめ

リノベーションを行う際、契約内容はとても重要で、書類に記載されているものが全てです。

少しでも気になる点や不明点があれば、契約前に必ず確認を取っておきましょう。

会社によっては、今回ご紹介した以外の書類を使用する場合もあります。

どのような書類であっても、トラブルを防ぐために最終確認は慎重に行いましょう。

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