リノベーション済み物件のメリットとデメリット

2018年07月30日(月)  12時00分
テーマ:リノベーション

近年、リフォーム済み物件やリノベーション済み物件が増えてきていることをご存知でしょうか?

専門の物件検索サイトができるほど注目を集めています。

空室対策のために、リノベーションを検討されているオーナー様や、リノベーション済みの物件を探している方も多いと思います。

今回は、リノベーション済み物件のメリットとデメリットについて詳しくご紹介していきたいと思います。

目次
・リノベーション済み物件とは?
・リノベーション済み物件のメリット
・リノベーション済み物件のデメリット
・まとめ

1.リノベーション済み物件とは?

物件検索サイトでも、リノベーション済み物件という言葉を多く見かけるようになってきましたが、そもそもリノベーションとは一体何なのでしょうか?

リノベーションとは?

リノベーションとは、通常の原状回復(壁紙を張り替える・壊れた個所を修復する等)ではなく、大規模な改修工事を行うことを言います。

工事の内容としては、解体工事を行い、一度骨組み(スケルトン)状態にして、1から間取りやデザインを造り直します。

建物の劣化が激しい場合は、骨組みなどの修繕工事を行うこともあります。

入居者の方がより住みやすい住居を創り、新しいキッチンやお風呂などの設備を取り入れることで、入居率を上げることができると考えられます。

このようなリノベーション工事を済まし、貸し出し・売り出している物件を【リノベーション済み物件】と言います。

2.リノベーション済み物件のメリット

入居者とオーナー様に、それぞれどのようなメリットがあるのか見て行きましょう。

入居者のメリット

◆すぐに入居が可能

中古物件を購入してからご自身でリノベーションを行う場合、物件購入後に改修工事が始まるため、物件を購入してもすぐに入居することができません。

リノベーションの内容によって期間は大幅に異なりますが、通常2・3ヵ月ほど入居までに時間がかかります。

しかし、リノベーション済み物件であれば、すでに改修工事が終わっている状態なので、すぐに入居することが可能です。

◆部屋を見学することが可能

改修工事が終了しているため、部屋を見学することが可能です。

モデルルームではなく実際の部屋なので、日当たりや騒音関係などの事前に確認しておきたいポイントをチェックできます。

改修工事が行われた箇所の確認もできるため、安心して入居を決められます。

◆住宅ローンの利用が可能

中古物件を購入してリノベーションを行う場合、購入時に住宅ローンを使用することができず、リフォームローンを利用しなければいけません。

リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高いというデメリットがあります。

しかし、リノベーション済みの物件を購入する場合は、既に住宅の形ができているため、一般の住宅ローンを利用することができます。

費用面でも負担が減ると考えられます。

オーナー様メリット

◆リノベーションで空室対策に!

古くなった物件は、原状回復を行うだけでは中々満室にするのが難しいです。

そのため、オーナー様は様々な設備を導入し、空室対策を行っています。

入居者から人気の高い、無料インターネットサービスや、オートロック・宅配ボックスなどの設備をマンションに導入したオーナー様も多いのではないでしょうか?

様々な設備導入を行っても空室が埋まらない場合、部屋自体に問題がある可能性が高いです。

物件自体では同じでも、一人暮らしの方にとっては、部屋数が多すぎて住みにくい、ファミリーの方にとってはリビングが狭いなど、住む人によって住みやすい間取りやデザインは異なります。

どのような方に住んでほしいのかを考え、その人たちに合わせた間取りやデザインにリノベーションすることで、古くなった建物でも入居率を上げられると予想されます。

◆家賃を上げることができる

通常、古くなってしまった物件は空室が多くなってしまい、空室対策のために最終的には家賃を下げるオーナー様も多くいらっしゃいます。

リノベーションするには費用がかかってしまいますが、現在の家賃にリノベーション工事代を上乗せした家賃設定にしても入居希望者が増えると考えられます。

◆再建築不可物件でもリノベーション可

再建築不可とされている物件をお持ちの方もいらっしゃると思います。

この場合、建物が古くなってしまっても取り壊して新しい物件を建て直すことができませんよね?

しかし、再建築不可物件だからと諦めてはいけません。リノベーションであれば可能です!

リノベーションを行い、内装を新築のように綺麗にすることで物件の価値を上げることができるので、一度検討してみてはいかがでしょうか?

・再建築不可物件とは?

建築基準法上…

①敷地が道路に面していない

②敷地が2m以上道路に面していない

上記二つの条件に当てはまる物件を【再建築不可物件】と言います。

3.リノベーション済み物件のデメリット

次に、リノベーション済み物件ののデメリットについてご紹介していきます。

入居者のデメリット

◆物件の実情が分からない

リノベーション済みの物件を購入する場合、リノベーション前の状態をを実際に見ることができません。

内部がどれだけ傷付いていても、クロスを張り替えて綺麗な状態だと分かりません。

これは大きなリスクでもあります。

物件の骨組みが老朽化していると、耐久性にも不安があります。

物件の実情を把握するために、一度点検口から床下や屋根裏などを確認してみてはいかがでしょうか?

そのような場所までは修繕工事を行うことが少なく、物件の本当の状態を確認することが可能です。

その他にも…

・工事履歴や施工写真を確認しよう!

リノベーション前の物件を実際に確認することができないので、工事履歴や施工写真などを見せてもらうこともポイントです!

他にも、図面や書面に改修工事の内容がまとめられている物件は安心でき、お勧めです。

・ホームインスペクション(住宅診断)を利用してみよう!

ホームインスペクション(住宅診断)とは、ホームインスペクタと言われる住宅診断士が物件の劣化状況・欠陥の有無・改修すべき箇所や改修時期など様々なアドバイスをくれます。

屋根・外壁・室内・屋根裏・床下など建物全てをチェックしてくれます。

専門家に見てもらうことで、より安心して物件選びを進めることができます。

オーナー様のデメリット

◆個性的なリノベーションはNG?

デザインにこだわり過ぎて個性的すぎる部屋にしてしまうと、空室のままになってしまう恐れもあります。

派手な壁紙や、変わった間取りにすると住みにくいと感じる方も少なくありません。

これは、住む人の好みにもなってしまいますので、判断が難しいですが、どのような人に住んでもらいたいのかを考え、できるだけ多くの方が住みやすいと感じる部屋づくりを心掛けましょう。

4.まとめ

中古物件であっても、リノベーション済み物件であれば内装は新築状態で、設備も新しく魅力的です。

事前にきちんと物件の情報を確認しておけば、物件選びを失敗する可能性も低くなるでしょう。

今後さらに増えることが予想されるリノベーション済み物件。

オーナー様も空室でお悩みの場合は、今の内にリノベーションを検討されてみてはいかがでしょうか?

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